メンズファッションのテイスト

ファッションは10年で流行が一周したと言われる業界です。すなわち過去の流行を調べるとこれから流行るファッションテイストが予想できると言われています。ですがこの話も十数年以上も前のこと。確かに使い古されたテイストが新なテイストとして登場するのは、長年ファッション業界を見て来た人間にとってはごく自然なことです。ただその周期の変化やあまりにも諸費され尽くされたファッションテイストは再び見ることはないものもあります。そんな中で新なたテイストを付加されて、今の時代に沿うファッションとして流行するものも多々あります。すなわち、現在及び過去とも流行しているファッションのテイストとはなんらしかのルーツがあるということです。

団塊世代の方々が若い頃、もっとも流行したのはやはり石原裕次郎氏のファッションを真似たスタイルでした。どの時代においてもロールモデルのような、ある種憧れの対称となる人物が存在し、また、その人物のファッションに感化されて一般人のファッションセンスというものは洗礼されて行きました。時はやがてバブル期を向かえ、ファッションの流行にも大きな変化が訪れました。D.Cブランドと呼ばれる日本人デザイナーによるブランドが大流行を始め、多くの若者たちはこのD.Cブランドを買いあさるように購入しました。この頃芽生えたのブランド志向というものは、そのファション性よりもブランドというネームバリューが大きな魅力となっていました。そのためD.Cブランドで購入するともらえる紙袋を、普段のカバン代わりにして持り歩く若者の姿が多くありました。

現在ではネームバリューもさることながら、着やすさや価格相応の価値観、デザイン性などメンズファッションにおいても、流行やトレンドを生むファッションとは以前とは大きく変化しました。そんな中で今現在も常に流行と呼ばれるファッションテイストが常に現れています。